公開日 2024年09月03日(Tue)
「日置市2050脱炭素ビジョン」
日置市が2050年までに二酸化炭素などの温室効果ガス排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」に挑戦することをことを宣言しており,いろいろな事業を行っていきます。その中でも吹上地域は全国に先駆けて脱炭素化を目指すモデル地域として,全国に向けて取り組みを広げていくそうです。
吹上高校での脱炭素の取り組み
日置市から脱炭素の取り組みの重要拠点になることを受けて,地元の電力会社「ひおき地域エネルギー」様と,この事業の事務局的業務を担う「(株)インターコア」様により,次の3点を行います。
① 太陽光パネルを「吹上砂丘荘」側の更地に設置
吹上砂丘荘側の更地に設置工事を行っており,令和7年度から再エネ電力を供給する予定です。
② 電動バイク・自転車の実証実験
本校生徒からモニターを募り,電動バイク10台と電動アシスト自転車2台を一定期間で貸し出し,移動による二酸化炭素(CO2)排出を削減。家庭でのガソリン代負担を軽減。ただし,充電にかかる電気代は自己負担になります。先日,その電動バイクと自転車が納車されました。電動バイクの実証実験には,地元の福田石油店様とニューオート西園様も御協力いただくことになります。
モニター募集チラシ(株式会社インターコア 様から)[PDF:1MB]
③ 省エネ人材育成講座
脱炭素や再エネに関する基礎知識を習得し,将来の就職先で脱炭素に貢献してもらう目的で,電気科・電子機械科2年生を対象に,8回実施予定。
<事業説明会の実施>
本日(9月3日・火)の6限目に,その事業説明会を全校生徒向けに行い,日置市などから事業に関する説明を受けました。
電動バイクといえば,出川哲朗さんらが電動バイクで日本全国を駆け巡るテレビ番組がお馴染みですが,実は吹上地区にも2年ほど前に出川さんらが訪れています。それも縁になったかはわかりませんが,この事業をとおして,これからの将来を担う生徒に関心を持ってもらいたいと思います。
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